おやすみ、東京

で、誰が今日、飛行機に乗るって?
そんな情報、わざわざ公開するわけなかろう。
旅中、オレを追いかけて張り込んでた連中、ご苦労であった。
気付いてないとでも思っているのかね。オイラはそうそう捕まらないぜ。
んでも、今回の旅のコンセプトは「追いかける」ということだったので、オイラを追いかけた奴は、それはそれで正しい楽しみ方なのかもしれない。
そう思ったので、最後まで「追いかける」を身をもって体感できるよう提供してあげました。
だけど、言っておくけどね、基本的には、リアルでそうゆうことしちゃダメですよ。こっちは虚構の中で遊んでるだけなので、キミらの現実と一緒にされちゃ、たまらんです。そうゆう分別はつけてね。マジで頼むわ。
当然だが、オイラは今日、飛行機には乗っていない。
嘘は嘘ですと、その都度書かなくてはな。なんてったって、ドキュメントだからな。うんうん。
そんなわけで、平野氏とは既に答え合わせをしてある。
なんと、今回、オイラは本人より長い距離を走っていたらしい。
平野氏の走行距離は、約1000キロ。オイラは約1600キロ。
ワオ!
そして、オイラの推理や、周りの人たちの平野分析が、てんで外れていたことが判明。
特に、平野氏と15年来の付き合いのある方からの助言を頂いていたのだが、その人の平野分析が大ハズレしていたことに笑った。
いやはや、ヒトがいかに先入観を持ってヒトをみているか、というのが身に染みてわかった瞬間でした。
本人のことは本人にしかわからんよ。
他人が考える他人というのは、虚像であって、実像とは結びつかないものだ。
当たり前のことなのに、今ごろ痛感。
もう、この先、人の噂というものを信じることはないだろう。
あと、オイラが全然日焼けしてないのに、みんな驚いてた。
自分自身では、確実に焼けたのがわかるんだけどね。
端から見ると変わってないみたいだ。
真っ白キープ!
めでたしめでたし、ということで。
で、今、オイラの部屋には、旅先から送り返していた荷物が放置されている。
「いざという時のため」と思い、揃えたアウトドア用品の数々…
今後、これらを使う日は訪れるのだろうか……
いや、人生は何が起こるかわからん。
オイラ自身、東京に出てきた当初は、まさかこんな旅をすることになろうとは、夢にも思ってもいなかったんだから。
売り飛ばそうとも思ったが、やはり「いざという時のため」に取って置くことにしよう。
さて、恐ろしい本数のテープを受け取ったところで、今はただ眠りたい。
明日からまた、モニター越しにこの旅を反芻する日々が続くのだ。
公開をお楽しみに。
―おわり―
さよなら、北海道
えーと、リアルタイムの記述です。
台風で足止め食らって、まだ北海道から出られないでやんの。
おかげで日記をまとめてポチポチ打てる時間が取れてよかったけど。
そろそろ帰らないと、マジでやばい。
今、道内の某所にいる。
帰りの飛行機が決まった。9月10日、稚内空港より、羽田に発つ。
んなわけで、キミたち、オレを見送りませんか?&出迎えませんか?
このブログを、一体どれだけの人が見ているのかは知らんが、疎遠だった友達から「お前、なにやってんのよ」っていきなり連絡が来るくらいだから、結構な人が見ているはずだと思う。なにせ、少女単体のホームページは、今や高アクセスサイト?になってしまったことだしな。思えば、開設当初、ホームページの作り方さえ知らんかったので、友達に文章をアップしてもらっていたものだ。そんな頃に比べると、オイラも随分成長したなぁ。ま、今でもチンプンカンプンなことばっかりですけどね。ハハ。
一人二人来てたら、特別に土産話を聞かせてあげよう。
それ以上多い場合は、たぶん無視する。いや、しないかも。わからん。そんときの気分だね。
あっ!そういえば、北海道専用メールっての、設置したんだった!結局アレ、一回もチェックしてなかった!忘れてたよ!いや、それ以前にチェックの仕方がイマイチわからんのだった。教えてもらったけど、活用できず。すまんね、ベイビー。まあいいや。闇に葬ろっと。
そんじゃ、バーイ!
北海道にはもう二度とこねーよ!
台風で足止め食らって、まだ北海道から出られないでやんの。
おかげで日記をまとめてポチポチ打てる時間が取れてよかったけど。
そろそろ帰らないと、マジでやばい。
今、道内の某所にいる。
帰りの飛行機が決まった。9月10日、稚内空港より、羽田に発つ。
んなわけで、キミたち、オレを見送りませんか?&出迎えませんか?
このブログを、一体どれだけの人が見ているのかは知らんが、疎遠だった友達から「お前、なにやってんのよ」っていきなり連絡が来るくらいだから、結構な人が見ているはずだと思う。なにせ、少女単体のホームページは、今や高アクセスサイト?になってしまったことだしな。思えば、開設当初、ホームページの作り方さえ知らんかったので、友達に文章をアップしてもらっていたものだ。そんな頃に比べると、オイラも随分成長したなぁ。ま、今でもチンプンカンプンなことばっかりですけどね。ハハ。
一人二人来てたら、特別に土産話を聞かせてあげよう。
それ以上多い場合は、たぶん無視する。いや、しないかも。わからん。そんときの気分だね。
あっ!そういえば、北海道専用メールっての、設置したんだった!結局アレ、一回もチェックしてなかった!忘れてたよ!いや、それ以前にチェックの仕方がイマイチわからんのだった。教えてもらったけど、活用できず。すまんね、ベイビー。まあいいや。闇に葬ろっと。
そんじゃ、バーイ!
北海道にはもう二度とこねーよ!
台風がすごい(リアル)

9月3日
ルート:稚内→(フェリー)→礼文島・香深→スコトン岬(往復+途中で道間違える)
走行距離:約65キロ
上記のルートを見ればわかる通りだ。
スコトン岬まで行った。
日本の最北端。
ついて出た言葉は「バッカみたい」。
ーーーーーーー
9月4日
礼文島にて。
オチをつける。
撮影は終わった。
以上。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
あのね、もうね、「バカみたい」しか言うことないんだわ。マジで。スコトン岬、バカみたい。あのね、全然大したことないっすよ、こんなもん。なんだかんだで、トータル1800キロくらい走ったけど、だから何だって感じです。くだらんよ。ほんと。帰ろ帰ろ。ホイサッサー。
というわけで、礼文島で何があったのかは、書かない。
当然、オチも明かさない。
だいたい、こんなところでオチを書いてどうなる。編集するってーのに。
このブログのオチは、「M君が平野さんを発見しました」ってことで蹴りをつけておく。当然、作品上はそうじゃないけどね、たぶんね。イイ人に発見されてよかったじゃないか。うんうん。でもね、別にオイラはM君に対して、特別な感情はないよ。旅先では、親切にしてくれた人=いい人って法律があるんだろ。まったくの錯覚だ。お世話になった方々には、心底感謝はしているが、それ以上は何もない。そろそろ、オレもリアルモードに戻る。クスリ切れだ。
んなわけで、オイラはまだ北海道にいる。
台風の動きやら、なんやら、諸々の事情でボヤボヤしていたら、帰る前にこっちに上陸しちまったーい。早く東京に戻りたいのに!足止め食らったぜ!まあいい。オチはもう済んだ。あとはこの台風が一過するのを待つだけだ。ちょうどいい。遅いバカンスを楽しもう。ここは東京でもない、北海道でもない。外は嵐で、オイラは部屋の中にいる。うん、これだな。オイラ、こうしているのが一番好きだ。晴れも、台風も、朝も、夜も、カンケーない。カンケーないのさ。
衆議院選挙までには、帰ろう。
本当に平野勝之を発見しました!
9月2日…夜
稚内フェリー乗り場近くのホテルにチェックイン。時刻は21時半。
携帯に着信アリ、相手は、自然愛好家青年M君だった。
ちょうど、私が宗谷岬に着いた頃に電話があったようだ。夜遅かったが、かけなおしてみる。
以下、会話を簡単に再現。
「あ、もしもしー、苅谷です。電話くれました?」
「あ、はいー。平野監督を発見しました。」
「え!!!」
「はい。屈斜路湖で。」
「いつですか!」
「31日です。その時に電話しようと思ったんですけど、8月いっぱいで東京に戻るって言ってたから、もう遅いかなーと思いまして…」
「まだいるよーー、まだ最北端目指してる途中よー、宗谷を通って、ちょうど稚内に来たところよー」
「そうだったんですか!あー、すいません、早く言えばよかった。」
「いえいえ、大丈夫です。で、どんな感じで発見を?」
「えーっと、あれから(塘路で別れてから)屈斜路湖に移りまして、和琴半島(屈斜路湖に面した小さな半島)が気に入ったんで、そのキャンプ場に何日かテントを張ってたんですよ。そしたら、30日に監督が僕のすぐ近くにテントを張りに来まして。その時は、本人だと気付かなかったんですけど…、気付かないまま、お話ししてました。」
「そうなんだ!」
「で、翌日、31日に、そういえば写真の人に似てるな〜って思って、「平野さんですか?」って聞いたら、「はい」って。で、本人だってわかったんですけど」
「あーー」
「いや、ほんと、すみません。その時、連絡してればよかったですね…、平野さんも「あいつもう帰ったよ」って言ってたんで、てっきりもう東京にいるものかと。とりあえず報告だけはと思って、今ごろになって電話したんですけど…、あー、まだ北海道にいたんですねぇ・・・すみません」
「いや、いいんですよ、ええ、ああ、そうか…M君が平野さんを発見するってオチか…そうか…」
(※それにしても、「帰った」とは、どこ情報だ?平野さんに誰かが私の情報を横流ししていたと推測される。)
「よりによって、最北端に着いた日に、すみません」
「いいんですよ。仮に31日に報告を頂いたとしても、その時、私はオホーツク海沿いを走ってたんで、すぐには屈斜路に引き返せない位置にいましたから...。それに、あれからすぐ、平野さんの帰りの飛行機の便がわかったんです。でも、私は、会わずにそのまま最北端を目指すことに決めました。だから、これでよかったんです。M君が発見してくれてよかったです。」
「あー、そうだったんですか。いやぁ〜、ビックリしましよ。本人だ!って気付いた時は。まさかこんなにあっさり本人が現われるとは思ってませんでしたから。最初、コレ、ヤラセなのかと思いました。どっかでカメラ回ってるんじゃないかと…」
「それなら、どんなにいいことか…」
というわけで、私が一ヶ月かかって探し出せなかったものを、M君はあっさりと発見してしまった。
私とM君が別れてから、実に4日目のことだった。
前の日記にも書いたが、私はあの時、「M君と一緒に森にいるのもいいなぁ」という気にもなっていたのだ。もし、あのままM君と行動を共にしていれば、キャンプ場で平野さんに会うことができたのだ。旅を満喫中のニコニコの平野さんを撮ることができた。東京では絶対見られない、平野監督の開放感溢れるお顔。惜しいことをした…。いや、今更言ってもしょうがない。考えるのはよそう。
ようするに、野生動物は、野生動物を愛するものの手によって発見させる。
そうゆうことですね。
教訓になりました。
で、それから暫く長話にふけった。
私がサロマ湖道の駅でM君から頂いたレスキューシートを活用したことや、4日間で女満別から稚内まで走ったことなど、話した。
すごく驚いてた。
特に、私がレスキューシートを使ったことに驚いていた。
まさか本当に使うとは思ってなかった、と。
私もさ…。
M君の方も、その後も森を堪能しているとのことで、相変わらずよくわからない森の生き物の話を聞いた。
諸々の御礼を言い、電話を切った。
私がM君を「ウザくない」のは、彼が純粋だからであろう。彼はホンモノの自然愛好家なのだ。「好き」という気持ちだけで行動している。そうゆう人をみるのはいい。
そういえば、M君は平野さんと自分のツーショット写真を撮ってくれたのだそうだ。
帰ったら私に送ってくれると言ってくれた。有難い。
彼が平野さんを発見してくれてよかった。
M君は野生動物の写真を撮るのが趣味で、コレクションしているそうだが、そのコレクションの中に、ぜひ平野勝之という野生動物も加えて頂きたいものだ。
稚内フェリー乗り場近くのホテルにチェックイン。時刻は21時半。
携帯に着信アリ、相手は、自然愛好家青年M君だった。
ちょうど、私が宗谷岬に着いた頃に電話があったようだ。夜遅かったが、かけなおしてみる。
以下、会話を簡単に再現。
「あ、もしもしー、苅谷です。電話くれました?」
「あ、はいー。平野監督を発見しました。」
「え!!!」
「はい。屈斜路湖で。」
「いつですか!」
「31日です。その時に電話しようと思ったんですけど、8月いっぱいで東京に戻るって言ってたから、もう遅いかなーと思いまして…」
「まだいるよーー、まだ最北端目指してる途中よー、宗谷を通って、ちょうど稚内に来たところよー」
「そうだったんですか!あー、すいません、早く言えばよかった。」
「いえいえ、大丈夫です。で、どんな感じで発見を?」
「えーっと、あれから(塘路で別れてから)屈斜路湖に移りまして、和琴半島(屈斜路湖に面した小さな半島)が気に入ったんで、そのキャンプ場に何日かテントを張ってたんですよ。そしたら、30日に監督が僕のすぐ近くにテントを張りに来まして。その時は、本人だと気付かなかったんですけど…、気付かないまま、お話ししてました。」
「そうなんだ!」
「で、翌日、31日に、そういえば写真の人に似てるな〜って思って、「平野さんですか?」って聞いたら、「はい」って。で、本人だってわかったんですけど」
「あーー」
「いや、ほんと、すみません。その時、連絡してればよかったですね…、平野さんも「あいつもう帰ったよ」って言ってたんで、てっきりもう東京にいるものかと。とりあえず報告だけはと思って、今ごろになって電話したんですけど…、あー、まだ北海道にいたんですねぇ・・・すみません」
「いや、いいんですよ、ええ、ああ、そうか…M君が平野さんを発見するってオチか…そうか…」
(※それにしても、「帰った」とは、どこ情報だ?平野さんに誰かが私の情報を横流ししていたと推測される。)
「よりによって、最北端に着いた日に、すみません」
「いいんですよ。仮に31日に報告を頂いたとしても、その時、私はオホーツク海沿いを走ってたんで、すぐには屈斜路に引き返せない位置にいましたから...。それに、あれからすぐ、平野さんの帰りの飛行機の便がわかったんです。でも、私は、会わずにそのまま最北端を目指すことに決めました。だから、これでよかったんです。M君が発見してくれてよかったです。」
「あー、そうだったんですか。いやぁ〜、ビックリしましよ。本人だ!って気付いた時は。まさかこんなにあっさり本人が現われるとは思ってませんでしたから。最初、コレ、ヤラセなのかと思いました。どっかでカメラ回ってるんじゃないかと…」
「それなら、どんなにいいことか…」
というわけで、私が一ヶ月かかって探し出せなかったものを、M君はあっさりと発見してしまった。
私とM君が別れてから、実に4日目のことだった。
前の日記にも書いたが、私はあの時、「M君と一緒に森にいるのもいいなぁ」という気にもなっていたのだ。もし、あのままM君と行動を共にしていれば、キャンプ場で平野さんに会うことができたのだ。旅を満喫中のニコニコの平野さんを撮ることができた。東京では絶対見られない、平野監督の開放感溢れるお顔。惜しいことをした…。いや、今更言ってもしょうがない。考えるのはよそう。
ようするに、野生動物は、野生動物を愛するものの手によって発見させる。
そうゆうことですね。
教訓になりました。
で、それから暫く長話にふけった。
私がサロマ湖道の駅でM君から頂いたレスキューシートを活用したことや、4日間で女満別から稚内まで走ったことなど、話した。
すごく驚いてた。
特に、私がレスキューシートを使ったことに驚いていた。
まさか本当に使うとは思ってなかった、と。
私もさ…。
M君の方も、その後も森を堪能しているとのことで、相変わらずよくわからない森の生き物の話を聞いた。
諸々の御礼を言い、電話を切った。
私がM君を「ウザくない」のは、彼が純粋だからであろう。彼はホンモノの自然愛好家なのだ。「好き」という気持ちだけで行動している。そうゆう人をみるのはいい。
そういえば、M君は平野さんと自分のツーショット写真を撮ってくれたのだそうだ。
帰ったら私に送ってくれると言ってくれた。有難い。
彼が平野さんを発見してくれてよかった。
M君は野生動物の写真を撮るのが趣味で、コレクションしているそうだが、そのコレクションの中に、ぜひ平野勝之という野生動物も加えて頂きたいものだ。
宗谷岬
黒
9月2日
ルート:クッチャロ湖→稚内
走行距離:約90キロ
平野さんが東京に帰る日だ。オイラは稚内を目指す。
稚内から、礼文へ渡るつもりなのだ。
実は、北へ行くと決めた時点で、目的地は礼文の最北端、スコトン岬と決めていた。もう9月に入ってしまって、日にちも延長しているので、急いでスコトンまで行く必要があった。それが理由で、この数日間、かなりの距離を走っていたのだ。そのうちに、いつの間にかランナーズ・ハイになってしまったのだった。
礼文は小さな島なので、走る距離は短い。
そんなわけで、一応、長距離を走るのは、今日が最後になる予定だ。
朝から雨。寝不足も合間って、イライラする。
幸い、雨はすぐ止んだが、でも、すぐにまた崩れそうな雲行き。はっきりしない天気。
8時頃、宿を出る。まず、コンビニでお水を買おうと思い、立ち寄る。
そしたら、昨日の漫画立ち読みチャリダーがいた。
近くのキャンプ場に泊まったらしい。コンビニの前でパンをかじっていた。これから、彼も私と同じ、稚内を目指すという。
少し、カメラを回しながら、話しをさせてもらう。関西出身の大学生らしく、関西から自転車日本一周をスタートさせたそうな。聞くと、「昨日はここのコンビニで3時間も漫画を立ち読みしちゃった」んだとか。ふむふむ、イイね。話を続けると、日本一周について、なんか語り始めたので、急にうっとおしくなる。
なんで、こうアレなんだろうなぁ...。最初に一緒に走ったチャリダーのTさんといい、徒歩のウサギといい、この男の子といい、みんな日本一周を目指している人たちだけど、全員に一貫しているのは、自分のやってることを「すごい」と認めてもらいたいオーラが出ているということ。それが、ウザい。確かに、何かをやる以上、人に認めてもらいたいものだし、それは私も一緒で、他人から誉められれば嬉しいものなのだけど、でも、それがなくても、できるはずじゃないのか。
単純に、「好き」だという気持ちでできないものなのか。
オイラの場合、今回の目的は「自転車で旅をすること」ではないので、行く先々で「すごいわねぇ〜、大変ねぇ〜」とか同情されたり、誉められたりしても、全然うれしくもなんともねーのだ。むしろ、賞賛されるより、蔑まれた方が喜ばしい。話せる人には事情を話すが、いちいち「人を探すために、自転車をこぐ羽目になっちゃいましたぁ〜」なんて、説明したくない。
だいたい、日本一周とか、旅してるんすよー、とか言うの、恥ずかしくないか?
オイラは、「すごいわねぇ〜」と言われる度に恥ずかしいのだ。
すごくない、少しもすごくないんだ。
こんなものはくだらない、と言ってやりたい。
オイラがこうして自転車で走る理由は、平野さんが好きだからなのだ。
そんで、平野さんが撮りたいからなのだ。
それしかない。
北海道で平野さんを撮れるのは、今日・女満別空港。それ以外に残されたチャンスはなかった。
でも、撮らないことを選んだのは、平野さんを撮りたいから。だから、撮らないのだ。矛盾しているが、そうゆうことなのだ。
だいたい、平野にーちゃんとオイラが空港で出会うシーンなんか、誰も見たくないだろう。それより、もっと他に使命があるはずなんだ。だから、それをやりに行く。それだけのことなのだ。
物を創るというのは、愛だと思っている。それがなくなったら、オイラの場合、自転車で一人旅をしようが、日本一周しようが、ただのゴミなのだ。
人は捧げているときが一番いい。自分のために生きていても仕方ないだろーよ。
んで、走った。
途中、激しい雨に見舞われたので、コンビニで雨が弱まるまで、雨宿りすることに。そしたら、漫画立ち読みチャリダーくんが、先に停車していた。私の方が早く出発したのに、いつの間にか追い越されていたらしい。
チャリダーくんは、やっぱり、漫画を立ち読みしていた。いやいや、こいつぁ、スゴイ。北海道を走ってるのにも関わらず、景色に目もくれず、漫画に夢中になっている。私の姿すら目に入っていないようだ。本から目を離さない。微動だにしない。そんなに連載モノが気になるのか。すげーよ、アンタ。日本一周より、そこに尊敬を覚えるぞ、私は。ぜひ、日本中のコンビニで立ち読みして頂きたい。日本一周なんかよりも、日本中のコンビニで漫画立ち読み制覇の方が、キミには向いている。早く気付いてくれ。そして、ぜひそれを目指してくれ。「立ち読み旅人」という、ニュージャンルを築いてくれ。キミにしかできないはずだ。情景だの、走ることだの、そんなものには感化されず、立ち読みだけに一心不乱になって、津々浦々してくれ。キミの目指す先はコンビニだ!コンビニで立ち読みできない日は、発狂したりしてな。面白いぞ。私がキミだったら、それをやるね。全国の立ち読み少年のために身を捧げて欲しい。キミはチャリダーなんかじゃない。ただの立ち読み坊主だ。あとは、それを認めるだけ。「俺が本当にすきなのは漫画だ!」と言ってしまえ。では、サラバ!
声をかけずに、コンビニを後にした。
平坦な海沿いロードの先に、宗谷国道がある。
宗谷国道は、軽い峠になっていて、そこで強い横風と雨にぶち当たった。少しも上れない。結構キツい。
雨だったけど、これが最後の坂かもなー、と思ったら、下り坂を撮りたい気分になったので、無理やり回すことに。カメラにビニールをかけて、ボディを守ってから、走行。全体にビニールをかぶせてあるので、手が滑って危ない。落としたら、ジ・エンドだったぜー。あぶねー。
今日は走行シーンをかなり回したと思う。
あいにくのズグズグ天気だったので、手持ちのみで。
軽い峠を越えたら宗谷岬はすぐだった。
岬に着いた時刻は、17時だった。ひえー!もうこんな時間!ゆっくり走りすぎたぜー。ボヤボヤしてる暇はない。稚内まで、あと30キロも残ってる。
とりあえず、宗谷岬で、朝コンビニで買ったパンをかじって、休憩終了。
別に、ここは目的地ではないので、最北端だろうが、なんだろうが、カンケーない。カンドーもない。それに、「最北端」って書かれた看板?オブジェみたいなのが、なんかバカみたいだし、その前で列を成して写真を撮っている観光客が、かなりウザいのだ。おまけに、宗谷岬ソングなんかが、流れてる。演歌みたいなの。ヘンなの。こんなところに長居は無用。
時間も迫ってきているし、さっさと後にしようと出発しようとしたとき、ちょうど、おじさんチャリダーがやってきた。稚内方面から来たようだ。向こうから挨拶してくれた。チャリダーの話を聞く機会も、もうないかもしれないので、話をしてみることに。38歳の会社員の方で、人当たりの良い人だ。遅い夏休みで北海道にツーリングに来たのだそう。礼文島から出発したんだそうだ。私とは逆ね。テント生活ではなく、宿泊まりなので、フラットな装備。この人も、女ひとりチャリダーのオイラに驚いていた。そんなに驚かんでも。あなたも自転車で走ってるじゃん。性別が違うだけで。
ツーショット写真を撮りたいと言われたので、映った。こちらも、その模様を撮影させてもらった。
よく、チャリダーの人から一緒に写真を撮りたいと言われて、映るんだけど、これ、不思議だよな。私に会ったことが記念になるのか。恐縮っす…。
ムッシュー・チャリダーに稚内までの道のりと、礼文島の道の状態を教えてもらう。ここから稚内までは、急な坂はないそうで、平らな道が続くとのこと。よし、なんとか走れそう。礼文は、スコトン岬に向かう手前が短い山道になっているのだとか。う〜む、最後の最後も坂道になるのか。
宗谷岬を発ち、稚内を目指す。
宗谷岬に夕日が沈んでいくのを見ながら、走った。最北端の夕日だーい。そう、オイラ、明日は礼文に渡り、先端のスコトン岬に行くのだ。
なぜって?そう、やりたいことがある。なにを?秘密じゃ。
夕日も落ちて、空が藍色に変わった。最後の最後まで夜間走行だな、オレは。まったく、計画通りに事が運んだ試しがない。
まだ空の明かりがあるうちに、最後の走行を収めておく。薄暗い画。主観で回す。ラストスパート、感謝を込めて走った。
この撮影、元々はオイラの私利私欲で始まったことに、平野さんご本人や、制作会社の方々が協力して下さったことが、ただ、嬉しい。撮らせていただき、本当にありがとうございます。オイラは幸せ者です。
あと、心配してくれた友達や、オイラに天気や土地の情報をメールで送ってくれた友達、遠くから励ましてくれた友達に感謝しています。
ちなみに、私がテントと寝袋を買う前に、よかったら使って、と言って、手持ちのテントと寝袋と、アウトドアグッズを急いで送ってくれたY子さん、結局、何一つ使う事ができませんでした。本当にすみません。でも、貸していただいた、ツーリングネット(荷物を荷台にくくり付ける紐)は、最初からずっと使っていました。メイン荷物を縛る用に使用させて頂き、とても重宝しました!頑丈でナイスなネットです。ありがとうございました。
そして、夜が来た。
最後の街を目指して、走る。
前方に、稚内の街の灯りが見えてきた。野寒布岬に続く半島に沿って、オレンジの街灯りが並んでいる。まだ空の藍色が残っている。シャッタースピードを緩めて、カメラを回す。街灯りと、空の破片と、オイラの自転車のライト、車のヘッドライトが映る。黒の中に単色が並ぶ。
もう、終わるんだ。
初めて、自転車で走ることに感動した。
ルート:クッチャロ湖→稚内
走行距離:約90キロ
平野さんが東京に帰る日だ。オイラは稚内を目指す。
稚内から、礼文へ渡るつもりなのだ。
実は、北へ行くと決めた時点で、目的地は礼文の最北端、スコトン岬と決めていた。もう9月に入ってしまって、日にちも延長しているので、急いでスコトンまで行く必要があった。それが理由で、この数日間、かなりの距離を走っていたのだ。そのうちに、いつの間にかランナーズ・ハイになってしまったのだった。
礼文は小さな島なので、走る距離は短い。
そんなわけで、一応、長距離を走るのは、今日が最後になる予定だ。
朝から雨。寝不足も合間って、イライラする。
幸い、雨はすぐ止んだが、でも、すぐにまた崩れそうな雲行き。はっきりしない天気。
8時頃、宿を出る。まず、コンビニでお水を買おうと思い、立ち寄る。
そしたら、昨日の漫画立ち読みチャリダーがいた。
近くのキャンプ場に泊まったらしい。コンビニの前でパンをかじっていた。これから、彼も私と同じ、稚内を目指すという。
少し、カメラを回しながら、話しをさせてもらう。関西出身の大学生らしく、関西から自転車日本一周をスタートさせたそうな。聞くと、「昨日はここのコンビニで3時間も漫画を立ち読みしちゃった」んだとか。ふむふむ、イイね。話を続けると、日本一周について、なんか語り始めたので、急にうっとおしくなる。
なんで、こうアレなんだろうなぁ...。最初に一緒に走ったチャリダーのTさんといい、徒歩のウサギといい、この男の子といい、みんな日本一周を目指している人たちだけど、全員に一貫しているのは、自分のやってることを「すごい」と認めてもらいたいオーラが出ているということ。それが、ウザい。確かに、何かをやる以上、人に認めてもらいたいものだし、それは私も一緒で、他人から誉められれば嬉しいものなのだけど、でも、それがなくても、できるはずじゃないのか。
単純に、「好き」だという気持ちでできないものなのか。
オイラの場合、今回の目的は「自転車で旅をすること」ではないので、行く先々で「すごいわねぇ〜、大変ねぇ〜」とか同情されたり、誉められたりしても、全然うれしくもなんともねーのだ。むしろ、賞賛されるより、蔑まれた方が喜ばしい。話せる人には事情を話すが、いちいち「人を探すために、自転車をこぐ羽目になっちゃいましたぁ〜」なんて、説明したくない。
だいたい、日本一周とか、旅してるんすよー、とか言うの、恥ずかしくないか?
オイラは、「すごいわねぇ〜」と言われる度に恥ずかしいのだ。
すごくない、少しもすごくないんだ。
こんなものはくだらない、と言ってやりたい。
オイラがこうして自転車で走る理由は、平野さんが好きだからなのだ。
そんで、平野さんが撮りたいからなのだ。
それしかない。
北海道で平野さんを撮れるのは、今日・女満別空港。それ以外に残されたチャンスはなかった。
でも、撮らないことを選んだのは、平野さんを撮りたいから。だから、撮らないのだ。矛盾しているが、そうゆうことなのだ。
だいたい、平野にーちゃんとオイラが空港で出会うシーンなんか、誰も見たくないだろう。それより、もっと他に使命があるはずなんだ。だから、それをやりに行く。それだけのことなのだ。
物を創るというのは、愛だと思っている。それがなくなったら、オイラの場合、自転車で一人旅をしようが、日本一周しようが、ただのゴミなのだ。
人は捧げているときが一番いい。自分のために生きていても仕方ないだろーよ。
んで、走った。
途中、激しい雨に見舞われたので、コンビニで雨が弱まるまで、雨宿りすることに。そしたら、漫画立ち読みチャリダーくんが、先に停車していた。私の方が早く出発したのに、いつの間にか追い越されていたらしい。
チャリダーくんは、やっぱり、漫画を立ち読みしていた。いやいや、こいつぁ、スゴイ。北海道を走ってるのにも関わらず、景色に目もくれず、漫画に夢中になっている。私の姿すら目に入っていないようだ。本から目を離さない。微動だにしない。そんなに連載モノが気になるのか。すげーよ、アンタ。日本一周より、そこに尊敬を覚えるぞ、私は。ぜひ、日本中のコンビニで立ち読みして頂きたい。日本一周なんかよりも、日本中のコンビニで漫画立ち読み制覇の方が、キミには向いている。早く気付いてくれ。そして、ぜひそれを目指してくれ。「立ち読み旅人」という、ニュージャンルを築いてくれ。キミにしかできないはずだ。情景だの、走ることだの、そんなものには感化されず、立ち読みだけに一心不乱になって、津々浦々してくれ。キミの目指す先はコンビニだ!コンビニで立ち読みできない日は、発狂したりしてな。面白いぞ。私がキミだったら、それをやるね。全国の立ち読み少年のために身を捧げて欲しい。キミはチャリダーなんかじゃない。ただの立ち読み坊主だ。あとは、それを認めるだけ。「俺が本当にすきなのは漫画だ!」と言ってしまえ。では、サラバ!
声をかけずに、コンビニを後にした。
平坦な海沿いロードの先に、宗谷国道がある。
宗谷国道は、軽い峠になっていて、そこで強い横風と雨にぶち当たった。少しも上れない。結構キツい。
雨だったけど、これが最後の坂かもなー、と思ったら、下り坂を撮りたい気分になったので、無理やり回すことに。カメラにビニールをかけて、ボディを守ってから、走行。全体にビニールをかぶせてあるので、手が滑って危ない。落としたら、ジ・エンドだったぜー。あぶねー。
今日は走行シーンをかなり回したと思う。
あいにくのズグズグ天気だったので、手持ちのみで。
軽い峠を越えたら宗谷岬はすぐだった。
岬に着いた時刻は、17時だった。ひえー!もうこんな時間!ゆっくり走りすぎたぜー。ボヤボヤしてる暇はない。稚内まで、あと30キロも残ってる。
とりあえず、宗谷岬で、朝コンビニで買ったパンをかじって、休憩終了。
別に、ここは目的地ではないので、最北端だろうが、なんだろうが、カンケーない。カンドーもない。それに、「最北端」って書かれた看板?オブジェみたいなのが、なんかバカみたいだし、その前で列を成して写真を撮っている観光客が、かなりウザいのだ。おまけに、宗谷岬ソングなんかが、流れてる。演歌みたいなの。ヘンなの。こんなところに長居は無用。
時間も迫ってきているし、さっさと後にしようと出発しようとしたとき、ちょうど、おじさんチャリダーがやってきた。稚内方面から来たようだ。向こうから挨拶してくれた。チャリダーの話を聞く機会も、もうないかもしれないので、話をしてみることに。38歳の会社員の方で、人当たりの良い人だ。遅い夏休みで北海道にツーリングに来たのだそう。礼文島から出発したんだそうだ。私とは逆ね。テント生活ではなく、宿泊まりなので、フラットな装備。この人も、女ひとりチャリダーのオイラに驚いていた。そんなに驚かんでも。あなたも自転車で走ってるじゃん。性別が違うだけで。
ツーショット写真を撮りたいと言われたので、映った。こちらも、その模様を撮影させてもらった。
よく、チャリダーの人から一緒に写真を撮りたいと言われて、映るんだけど、これ、不思議だよな。私に会ったことが記念になるのか。恐縮っす…。
ムッシュー・チャリダーに稚内までの道のりと、礼文島の道の状態を教えてもらう。ここから稚内までは、急な坂はないそうで、平らな道が続くとのこと。よし、なんとか走れそう。礼文は、スコトン岬に向かう手前が短い山道になっているのだとか。う〜む、最後の最後も坂道になるのか。
宗谷岬を発ち、稚内を目指す。
宗谷岬に夕日が沈んでいくのを見ながら、走った。最北端の夕日だーい。そう、オイラ、明日は礼文に渡り、先端のスコトン岬に行くのだ。
なぜって?そう、やりたいことがある。なにを?秘密じゃ。
夕日も落ちて、空が藍色に変わった。最後の最後まで夜間走行だな、オレは。まったく、計画通りに事が運んだ試しがない。
まだ空の明かりがあるうちに、最後の走行を収めておく。薄暗い画。主観で回す。ラストスパート、感謝を込めて走った。
この撮影、元々はオイラの私利私欲で始まったことに、平野さんご本人や、制作会社の方々が協力して下さったことが、ただ、嬉しい。撮らせていただき、本当にありがとうございます。オイラは幸せ者です。
あと、心配してくれた友達や、オイラに天気や土地の情報をメールで送ってくれた友達、遠くから励ましてくれた友達に感謝しています。
ちなみに、私がテントと寝袋を買う前に、よかったら使って、と言って、手持ちのテントと寝袋と、アウトドアグッズを急いで送ってくれたY子さん、結局、何一つ使う事ができませんでした。本当にすみません。でも、貸していただいた、ツーリングネット(荷物を荷台にくくり付ける紐)は、最初からずっと使っていました。メイン荷物を縛る用に使用させて頂き、とても重宝しました!頑丈でナイスなネットです。ありがとうございました。
そして、夜が来た。
最後の街を目指して、走る。
前方に、稚内の街の灯りが見えてきた。野寒布岬に続く半島に沿って、オレンジの街灯りが並んでいる。まだ空の藍色が残っている。シャッタースピードを緩めて、カメラを回す。街灯りと、空の破片と、オイラの自転車のライト、車のヘッドライトが映る。黒の中に単色が並ぶ。
もう、終わるんだ。
初めて、自転車で走ることに感動した。
追記ーメモ
9月1日
クッチャロ湖へ向かう走行中、昨晩、興部道の駅の列車の中で一緒だった、チャリダーの男の子に声をかけられる。
昨晩、挨拶くらいしか交わさなかったので、一瞬、誰だかわからなかったのだが、向こうが「昨日はどうもー」と言ってくれたので、思い出した。
ほとんどのチャリダーが乗っているのと同じ、組み立て式のマウンテンバイク?に乗っている。
あとから来たのに、当然、追い越される。
どれくらいのスピードで走っているのかと思って、車間距離を保って、追いかけてみる。メーターを確認すると、彼は25〜8キロくらいで走っている。すげーな。こっちは時速、平均約15キロくらいで、途中、自転車を引きずったりもしてるので、余裕を持たせて、だいたいのスピードを平均約10キロと計算して走っているというのに。チャリダーって、みんなそんなに早いスピード出してるの!?オイラなんか、下り坂以外の道で25キロ出そうと思ったら、思いっきりこがなきゃ無理っすよ。まあ、この自転車がアレって理由も大きいんだが…そこは目をつぶろう。自転車に罪はない。
(※注意:あと、私の場合は、ところどころで撮影しなきゃいけないので、ストップしたり、来た道を往復したりと、ロスタイムが長いのだ。通常、平均のスピードはもっと速いと思われるので、これからツーリングを考える方は、ご参考あれ。)
彼が私の前を走るのをカメラで追った。
あーあ、これが平野さんだったらなぁー、なんて、少し思った。今さら思っても仕方ないけど。会わないと決めたのは自分なのにねぇ。
んで、彼もクッチャロ湖に泊まるようで、行く先が同じだったので、私の進む方向に、ずっと彼の自転車があった。
クッチャロ湖市街のコンビニで彼が停車し、私もそこで一旦停車して休む事に。
オイラは小休止して水分を取ったら、宿探し(例の、ライダーハウス)をしようと思っていたので、早々と切り上げたが、彼は漫画を立ち読みしていた。
暫く観察してみたが、夢中で漫画の世界に入り込んでいるようで、我関せず、といった感じ。彼のかぶっている帽子には、「日本一周」と書かれている。
ああ…、こいつも日本一周組かぁ…。何が楽しくて、日本一周とかするんだろ。わからん。
広い北海道で狭い漫画の世界に身を投じている彼を見ていると、バカバカしい気分になる。キミの想像力は北海道より広大だよ、うん。日本中のコンビニで漫画を立ち読みしてくれたまえ。
さっさとコンビニを後にした。
クッチャロ湖へ向かう走行中、昨晩、興部道の駅の列車の中で一緒だった、チャリダーの男の子に声をかけられる。
昨晩、挨拶くらいしか交わさなかったので、一瞬、誰だかわからなかったのだが、向こうが「昨日はどうもー」と言ってくれたので、思い出した。
ほとんどのチャリダーが乗っているのと同じ、組み立て式のマウンテンバイク?に乗っている。
あとから来たのに、当然、追い越される。
どれくらいのスピードで走っているのかと思って、車間距離を保って、追いかけてみる。メーターを確認すると、彼は25〜8キロくらいで走っている。すげーな。こっちは時速、平均約15キロくらいで、途中、自転車を引きずったりもしてるので、余裕を持たせて、だいたいのスピードを平均約10キロと計算して走っているというのに。チャリダーって、みんなそんなに早いスピード出してるの!?オイラなんか、下り坂以外の道で25キロ出そうと思ったら、思いっきりこがなきゃ無理っすよ。まあ、この自転車がアレって理由も大きいんだが…そこは目をつぶろう。自転車に罪はない。
(※注意:あと、私の場合は、ところどころで撮影しなきゃいけないので、ストップしたり、来た道を往復したりと、ロスタイムが長いのだ。通常、平均のスピードはもっと速いと思われるので、これからツーリングを考える方は、ご参考あれ。)
彼が私の前を走るのをカメラで追った。
あーあ、これが平野さんだったらなぁー、なんて、少し思った。今さら思っても仕方ないけど。会わないと決めたのは自分なのにねぇ。
んで、彼もクッチャロ湖に泊まるようで、行く先が同じだったので、私の進む方向に、ずっと彼の自転車があった。
クッチャロ湖市街のコンビニで彼が停車し、私もそこで一旦停車して休む事に。
オイラは小休止して水分を取ったら、宿探し(例の、ライダーハウス)をしようと思っていたので、早々と切り上げたが、彼は漫画を立ち読みしていた。
暫く観察してみたが、夢中で漫画の世界に入り込んでいるようで、我関せず、といった感じ。彼のかぶっている帽子には、「日本一周」と書かれている。
ああ…、こいつも日本一周組かぁ…。何が楽しくて、日本一周とかするんだろ。わからん。
広い北海道で狭い漫画の世界に身を投じている彼を見ていると、バカバカしい気分になる。キミの想像力は北海道より広大だよ、うん。日本中のコンビニで漫画を立ち読みしてくれたまえ。
さっさとコンビニを後にした。
何も考えないで走れ
9月1日
ルート:興部道の駅→クッチャロ湖
距離:約110キロ
今日の目的地はクッチャロ湖。興部からは100キロの地点にある。今日中にここまでたどり着きたい。地図を見ると、この道中には、ほとんど何もないようだ。クッチャロ湖まで出れば、街と温泉がある。ここまで行こう。ただ、距離は100キロ以上ある。連日の疲労と、虚弱体でたどり着けるのだろうか...不安だ。
朝、5時半頃、列車の中で目が覚める。おじさんの寝袋のおかげで、どうにか眠れた。あれだけ他人に囲まれた居心地の悪い中で、よく眠れたものだ。それだけ疲れていたのだと思う。おじさんに御礼を言う。一方、おじさんは、どうやら寒さであまり眠れなかったようだ。悪い事をしてしまった。
早々に寝床を出て、自転車に積荷をしていると、おじさんと、わたしの隣で寝ていた女の子ライダーが外へやってきて、私の自転車を見てビックリしていた。「え〜ママチャリで来たの!?」と毎度の文句。いつも、この言葉を浴びせ掛けられるのは、恥ずかしい。思わず、下を向いてしまう。
どうやら、おじさんも女の子も、昨日は稚内方面からやってきたようで、私が稚内の方へ向かうと言うと、情報をくれた。といっても、「行く先、何もないよ」というだけの情報だったが…。「夜になったら、星空の下で寝ることになっちゃうよ、気をつけて」と言われた。いやぁ、オイラ、夜でも走っちゃうんですよ、これが。
んでも、「何も無い」という情報は、割と役に立つのだ。何が何でも、街に出るまで止まれないんだな、という事がわかれば、自ずと走る距離が決まる。結果、今日はクッチャロ湖まで走る以外、何もないということがわかった。
私が「今日はクッチャロ湖まで行く」と言うと、おじさんは目を丸くしてた。「バイクで行くにも心配になる距離なのに、すげーなー」だって。
それでも行くぞー。走ればいいんだ、とにかく。走れば、着く。それだけだ。
おじさんと女の子と長話をしてしまったので、少々出発が遅れる。7時半頃に道の駅を後にした。
んで、後は238号線をまっすぐ。
ひたすら走った。
オホーツク海が右手に広がっている。いつまでも変わらない景色。
途中、コンビニを発見するたびに、水分補給と休憩を取る。ここ数日間は、走行中のコンビニで食事を買って済ませることが多かった。ん〜、グルメなオイラには辛い。あとね、料理好きなオイラとしては、長いこと外食や買い食いが続くと、ストレスになってしまうのだ。自分でちゃんと作った物を食べたい。家に帰ったら、旬の野菜と魚を使って煮物を作ろう。
んで、もう、今日も「走る」以外には何もしてない。ほんまに「走る」オンリー。
途中、「どんぐりの森」っていう、両脇を森に囲まれた道を走ったりした。歌う曲はもちろん、となりのトトロの、あの歌ね。ピッタリ。
あと、カムイ岬をぐるっと走ったりね。急カーブが気持ちいい。カムイ岬を通過するには、トンネルを潜る道と、岬を眺めながら回れる道があるのだが、お勧めはもちろん後者。波を見ながらゆっくり走ってみてくれ。なかなか爽快よ。
とにかく、走る以外なにもすることがない。
なので、走行中、撮影のネタはもちろん、ステージ用のネタがいくつも思い浮かぶ。そのたびメモを取りたいのだが、走っているとそうもいかない。頭のメモに書き込むけど、色々あるうちに忘れてしまうのだ。
今日の道中に、すげーおもしろいことを思いついたのだが、すっかり忘れてしまった。もったいない。まあ、いいや。そのうち思い出すだろう。
海沿いの道は、平地なので坂は比較的少ないが、海からの横風が強く、なかなか走りづらい。向かい風にやられると、もう前に進まないので、自転車をひきずって歩くほかないのだ。風は坂道より辛いかもしれない。直面すると、ペダルが固くなるので、思い切り踏み込まなくてはならない。体重を前にかけるため、腕の力も相当使う。全身に余計な力がかかるため、体力が消耗するのだ。
あと、海を走るより、山の方が楽しいかもしれないなぁ、なんて思った。海沿いの道は、平坦な景色が続くばかりで、飽きてしまうのだ。山道は、そりゃあ、大嫌いな虫はいるし、深い森に囲まれてて怖いけど、峠の先には、必ず下り坂が来る事がわかっている。辛い上り坂を終えた後、森の中を猛スピードでビューンと駆け下りていくのは、実に爽快である。まさに、「もののけ姫」の世界。オイラ、もののけ姫だーーい!ワハハ〜!ってな気分になる。実際、あのテーマソングを何回歌った事か。♪はりつめたーゆみのー、ってアレね。それ以降の歌詞がよくわからんので、テキトーだが。
そしてね、それぞれの峠道に、それぞれのドラマがあるのに気づいた。峠には、出会いと別れのような物悲しさがあるのだ。これは、車で峠を越えた人には絶対に発見できないものだと思う。
苦しみの先の美しさに価値を覚えない私であったが、一ヶ月もこんな道を走っているうちに、嫌でも体が順応していったようだ。やはり、人間の世界は「思い込み」で構築されているのだな、と改めて認識する一瞬であった。
んで、クッチャロ湖に着いた。17時過ぎだった。無事、100キロ完走。
ライダーハウスに一度も泊まったことがないので、ここ数日続いている「貧乏ゴッコ」を続行すべく、ライダーハウスに泊まってみようと思う。共同部屋で、1000円以下の値段で安く泊まれる、ライダー専用の宿をこう呼ぶんだそうだ。んで、探す。地図を見ると、湖の近くに一軒あるらしいのだ。グルグル回って探してみるが、見当たらない。なんだよ、このアバウトな地図め!!路線の真ん中にマークがついてるだけじゃないか!こんなんで目的地が探せるか、バカ!もっと詳しく書きやがれ!
無理もない。私が持っている地図はバイクのライダー専用の地図で、その通り、バイクで走る用に作られているのだ。そのため、地図の範囲が広い。重要なポイントだけが記載されていて、細かいことは省いてある。車やライダーにはお役立ちかもしれないが、限りなく徒歩に近いスピードの私には不便である。ちなみに、この地図は平野さんとおそろい。「俺はこれを見て動くから、これを買っておけ」と教えてもらった。事前に、地図の読み方なども軽く伝授してもらったのだ。だけど、オイラ、”地図の読めない女”なのよねぇ〜。基本的な距離の数え方はわかったけど、地図に沿って動くということが出来ない。目の前にある道は、道であって、地図上の線として解釈できないのだ。
探し回っている途中、ちょうどクッチャロ湖に夕日が沈んでいくのが見えたので、いったん手を休め、湖の方へ。曇りではっきり綺麗にはみえなかったけど、雲の隙間から真っ赤な夕日が確認できた。湖に沈んでいくのをみていた。日が沈む前に到着できてよかった。100キロ以上走ったのかぁ...実感がないや。
んで、さすがに宿探しなんかに時間をかけるのは嫌だったので、あっさりと貧乏ゴッコを終了させ、湖の近くの温泉宿に泊まることに。温泉に入って疲れを取ろう。でないと、明日の走行が厳しくなる。
そう、明日は最北端・宗谷岬まで行くのだ。だけど、そこが到着点ではない。通過して、稚内まで行く。距離は約90キロ。連続で長距離走行をすることになる。体力がもつだろうか…。
クッチャロ湖の温泉は、まあ、65点といったところ。
やっぱ、留辺蘂町で入った、塩別つるつる温泉がナンバーワンですわ!あれには敵わないね〜!化粧水いらずなくらい、肌がつるつるになるのだ。北海道を訪れる女性には、一度入っておくことをお勧めする。ちなみにこのつるつる温泉、山に囲まれた中に位置しているので、携帯が通じない。ご注意を。オイラは、逆にそれが快適だったけどね。2泊したけど、誰にも邪魔されないひとりっきりの時間を満喫したわ〜い。温泉も、夜中に入って、貸し切り状態で楽しめたし、料理は美味しかったし、昼寝もしたし、ぜーたくだったわい。
失礼、話がそれた。
んで、なんだかんだで寝たのは2時くらい。明日、早めに出なきゃいけないのに、こんな時間にしか眠れない、オイラ。どこへいっても、夜行性だけは直らないようだ。
ルート:興部道の駅→クッチャロ湖
距離:約110キロ
今日の目的地はクッチャロ湖。興部からは100キロの地点にある。今日中にここまでたどり着きたい。地図を見ると、この道中には、ほとんど何もないようだ。クッチャロ湖まで出れば、街と温泉がある。ここまで行こう。ただ、距離は100キロ以上ある。連日の疲労と、虚弱体でたどり着けるのだろうか...不安だ。
朝、5時半頃、列車の中で目が覚める。おじさんの寝袋のおかげで、どうにか眠れた。あれだけ他人に囲まれた居心地の悪い中で、よく眠れたものだ。それだけ疲れていたのだと思う。おじさんに御礼を言う。一方、おじさんは、どうやら寒さであまり眠れなかったようだ。悪い事をしてしまった。
早々に寝床を出て、自転車に積荷をしていると、おじさんと、わたしの隣で寝ていた女の子ライダーが外へやってきて、私の自転車を見てビックリしていた。「え〜ママチャリで来たの!?」と毎度の文句。いつも、この言葉を浴びせ掛けられるのは、恥ずかしい。思わず、下を向いてしまう。
どうやら、おじさんも女の子も、昨日は稚内方面からやってきたようで、私が稚内の方へ向かうと言うと、情報をくれた。といっても、「行く先、何もないよ」というだけの情報だったが…。「夜になったら、星空の下で寝ることになっちゃうよ、気をつけて」と言われた。いやぁ、オイラ、夜でも走っちゃうんですよ、これが。
んでも、「何も無い」という情報は、割と役に立つのだ。何が何でも、街に出るまで止まれないんだな、という事がわかれば、自ずと走る距離が決まる。結果、今日はクッチャロ湖まで走る以外、何もないということがわかった。
私が「今日はクッチャロ湖まで行く」と言うと、おじさんは目を丸くしてた。「バイクで行くにも心配になる距離なのに、すげーなー」だって。
それでも行くぞー。走ればいいんだ、とにかく。走れば、着く。それだけだ。
おじさんと女の子と長話をしてしまったので、少々出発が遅れる。7時半頃に道の駅を後にした。
んで、後は238号線をまっすぐ。
ひたすら走った。
オホーツク海が右手に広がっている。いつまでも変わらない景色。
途中、コンビニを発見するたびに、水分補給と休憩を取る。ここ数日間は、走行中のコンビニで食事を買って済ませることが多かった。ん〜、グルメなオイラには辛い。あとね、料理好きなオイラとしては、長いこと外食や買い食いが続くと、ストレスになってしまうのだ。自分でちゃんと作った物を食べたい。家に帰ったら、旬の野菜と魚を使って煮物を作ろう。
んで、もう、今日も「走る」以外には何もしてない。ほんまに「走る」オンリー。
途中、「どんぐりの森」っていう、両脇を森に囲まれた道を走ったりした。歌う曲はもちろん、となりのトトロの、あの歌ね。ピッタリ。
あと、カムイ岬をぐるっと走ったりね。急カーブが気持ちいい。カムイ岬を通過するには、トンネルを潜る道と、岬を眺めながら回れる道があるのだが、お勧めはもちろん後者。波を見ながらゆっくり走ってみてくれ。なかなか爽快よ。
とにかく、走る以外なにもすることがない。
なので、走行中、撮影のネタはもちろん、ステージ用のネタがいくつも思い浮かぶ。そのたびメモを取りたいのだが、走っているとそうもいかない。頭のメモに書き込むけど、色々あるうちに忘れてしまうのだ。
今日の道中に、すげーおもしろいことを思いついたのだが、すっかり忘れてしまった。もったいない。まあ、いいや。そのうち思い出すだろう。
海沿いの道は、平地なので坂は比較的少ないが、海からの横風が強く、なかなか走りづらい。向かい風にやられると、もう前に進まないので、自転車をひきずって歩くほかないのだ。風は坂道より辛いかもしれない。直面すると、ペダルが固くなるので、思い切り踏み込まなくてはならない。体重を前にかけるため、腕の力も相当使う。全身に余計な力がかかるため、体力が消耗するのだ。
あと、海を走るより、山の方が楽しいかもしれないなぁ、なんて思った。海沿いの道は、平坦な景色が続くばかりで、飽きてしまうのだ。山道は、そりゃあ、大嫌いな虫はいるし、深い森に囲まれてて怖いけど、峠の先には、必ず下り坂が来る事がわかっている。辛い上り坂を終えた後、森の中を猛スピードでビューンと駆け下りていくのは、実に爽快である。まさに、「もののけ姫」の世界。オイラ、もののけ姫だーーい!ワハハ〜!ってな気分になる。実際、あのテーマソングを何回歌った事か。♪はりつめたーゆみのー、ってアレね。それ以降の歌詞がよくわからんので、テキトーだが。
そしてね、それぞれの峠道に、それぞれのドラマがあるのに気づいた。峠には、出会いと別れのような物悲しさがあるのだ。これは、車で峠を越えた人には絶対に発見できないものだと思う。
苦しみの先の美しさに価値を覚えない私であったが、一ヶ月もこんな道を走っているうちに、嫌でも体が順応していったようだ。やはり、人間の世界は「思い込み」で構築されているのだな、と改めて認識する一瞬であった。
んで、クッチャロ湖に着いた。17時過ぎだった。無事、100キロ完走。
ライダーハウスに一度も泊まったことがないので、ここ数日続いている「貧乏ゴッコ」を続行すべく、ライダーハウスに泊まってみようと思う。共同部屋で、1000円以下の値段で安く泊まれる、ライダー専用の宿をこう呼ぶんだそうだ。んで、探す。地図を見ると、湖の近くに一軒あるらしいのだ。グルグル回って探してみるが、見当たらない。なんだよ、このアバウトな地図め!!路線の真ん中にマークがついてるだけじゃないか!こんなんで目的地が探せるか、バカ!もっと詳しく書きやがれ!
無理もない。私が持っている地図はバイクのライダー専用の地図で、その通り、バイクで走る用に作られているのだ。そのため、地図の範囲が広い。重要なポイントだけが記載されていて、細かいことは省いてある。車やライダーにはお役立ちかもしれないが、限りなく徒歩に近いスピードの私には不便である。ちなみに、この地図は平野さんとおそろい。「俺はこれを見て動くから、これを買っておけ」と教えてもらった。事前に、地図の読み方なども軽く伝授してもらったのだ。だけど、オイラ、”地図の読めない女”なのよねぇ〜。基本的な距離の数え方はわかったけど、地図に沿って動くということが出来ない。目の前にある道は、道であって、地図上の線として解釈できないのだ。
探し回っている途中、ちょうどクッチャロ湖に夕日が沈んでいくのが見えたので、いったん手を休め、湖の方へ。曇りではっきり綺麗にはみえなかったけど、雲の隙間から真っ赤な夕日が確認できた。湖に沈んでいくのをみていた。日が沈む前に到着できてよかった。100キロ以上走ったのかぁ...実感がないや。
んで、さすがに宿探しなんかに時間をかけるのは嫌だったので、あっさりと貧乏ゴッコを終了させ、湖の近くの温泉宿に泊まることに。温泉に入って疲れを取ろう。でないと、明日の走行が厳しくなる。
そう、明日は最北端・宗谷岬まで行くのだ。だけど、そこが到着点ではない。通過して、稚内まで行く。距離は約90キロ。連続で長距離走行をすることになる。体力がもつだろうか…。
クッチャロ湖の温泉は、まあ、65点といったところ。
やっぱ、留辺蘂町で入った、塩別つるつる温泉がナンバーワンですわ!あれには敵わないね〜!化粧水いらずなくらい、肌がつるつるになるのだ。北海道を訪れる女性には、一度入っておくことをお勧めする。ちなみにこのつるつる温泉、山に囲まれた中に位置しているので、携帯が通じない。ご注意を。オイラは、逆にそれが快適だったけどね。2泊したけど、誰にも邪魔されないひとりっきりの時間を満喫したわ〜い。温泉も、夜中に入って、貸し切り状態で楽しめたし、料理は美味しかったし、昼寝もしたし、ぜーたくだったわい。
失礼、話がそれた。
んで、なんだかんだで寝たのは2時くらい。明日、早めに出なきゃいけないのに、こんな時間にしか眠れない、オイラ。どこへいっても、夜行性だけは直らないようだ。
私が北へ向かう理由
8月31日
ルート:サロマ湖道の駅→興部道の駅
走行距離:約85キロ
実は、私が北へ向かうのには、理由がある。
でも、まだ明かせない。
どうしても、ある場所でやりたいことがあるのだ。
5時にサロマ湖道の駅を出発。雨はあがり、晴れていた。
体がフラフラして、目が霞む。
精神力だけで走った。
ちょうど、背中側から朝日が昇ってきた。
オホーツク海に朝日が差す。太陽に見送られる形で、北へ進む。
進むだけだった。途中、何度も車にクラクションを鳴らされて、我に返った。それだけ、フラフラ走行だったのだろう。
もう、この日のことは、うる覚えなのだ。それだけ眠かったせいだと思う。
途中、紋別の温泉で入浴。
昨日、お風呂に入れなかったので、早く入浴したかった。
それに、今日もひょっとしたらお風呂に入れないかもしれない、その可能性も考えて、お風呂は入れるときに入ることにする。
紋別温泉、日帰り入浴で600円なり。お湯はイマイチ。それでも少しは疲れが取れたかな…?一時間以上、温泉でのんびりした。
昨日、道の駅で寝た影響なのか、もう、北海道にお金を使うのが嫌になってきた。野宿すればタダなのに、毎日ホテル代に1泊平均8000円も支払えるかっての。この1ヶ月間、北海道の経済を支えてきたのは自分であるかのような気さえしてくる。事実、それだけお金を使っているのだ。行く先々の観光ホテルに泊まり、美味いものを食べるわ、荷物&撮影したテープをまめに東京へ送るわ、毎日コインランドリーを使うわ、水をいちいち買うわ、ことある度に金を使っている。最初の数日間はハイヤーを使いまくってたしなぁ…。
もう、お金を使いたくない。どうして私にとって苦痛でしかない土地に、こんなに投資しなきゃならないの?自分で勝手にやってる事とはいえ、腹が立ってきた。今日も道の駅に泊まろう。もう、無駄なお金は使わないぞ!
行き先の「興部道の駅」には、どうやら列車の中で眠れる宿泊所があるらしく、無料らしい。地図に書いてあった。そこに泊まろうと思う。
紋別温泉を出たのが15時で、そこから興部道の駅までは25キロ。
どうにか、日が暮れるまでには間に合いそうだ。本当はもう少し距離を伸ばしたいところだけど、早めに寝て、明日に備えた方が効率がいいだろう。
というわけで、興部を目指す事に。引き続き、238号線をまっすぐ進む。
右手にオホーツク海が広がっている。海を楽しむ余裕など、ない。
(この中間の道のりは、眠さ爆発で、よく覚えていないのだ)
興部道の駅についた。
日暮れギリギリ。
で、、、ありましたよ、列車の形の無料宿泊所。
駐車場の脇に、走らない列車を発見。これか……
列車の外には、数台の自転車とバイク。どうやら、先客が中にいるようだ。車内を覗いてみると、寝台のようなスペースが、ひとつ横に広がっていて、それ以外は何もない。その寝台に、すでに他のライダーさんの寝袋や荷物が置かれていて、一人、もうすでに横になっている人もいた。仕切りも何もない、ただの寝床スペースなので、男女も同じ。同じ板の上で、他人が川の字状態で寝ることになる。顔面が真っ青になる。なんてこった…
私の到着が遅かったせいで、すでに他の人がスペースを陣取っていて、私の入る隙間がない…もじもじしていると、ちょうど一番右端に陣取っていたおじさんライダー(FROM名古屋)が、親切に声をかけてくれた。自分のスペースを少し空けて、ここに入れば、といってくれた。助かった。私は、右から二番目の、おじさんの隣にスペースを取ることに。左隣は、女の子ライダーだった。安心した。
もう、眠気が限界だったので、顔を洗ってから、すぐ寝ることに。
寝る前の日記を書いているうちに、ウトウト…
数行しか日記を書けなかった。そのまま眠りに入ろうとする。
寝袋がないので、釧路で防寒用に新しく買った、ジャージとジャケットを重ねて、厚着をする。昨日役立ったレスキューシートは、冷えてきてから使おう。全員寝袋を使っているのにも関わらず、自分だけ銀のシートなのは、恥ずかしかったのだ。
寝袋も使わず、そのまま眠ろうとしている私に気付いてか、隣のおじさんが、私に寝袋をゆずってくれた。おじさんは、今までの旅で、寝袋は一度も使用しなかったらしい。蒸し暑くなるからキライなんだとか。いいからコレを使いなさい、と言って私に譲ってくれた。おじさんは、厚着をして(ライダースーツまで着込んでいた)眠ってくれた。昨日ほどじゃないけど、今日の夜も割と冷えたので、申し訳なかった。2や連続で、男性に健康を助けられた。ありがとうございます。ご恩は忘れません。
熟睡したい...。
寝袋に包まって、寝た。
この日のことは、よく覚えていない。
夢をみているような一日だった。
現実がどこにあるのか、わからない。
ルート:サロマ湖道の駅→興部道の駅
走行距離:約85キロ
実は、私が北へ向かうのには、理由がある。
でも、まだ明かせない。
どうしても、ある場所でやりたいことがあるのだ。
5時にサロマ湖道の駅を出発。雨はあがり、晴れていた。
体がフラフラして、目が霞む。
精神力だけで走った。
ちょうど、背中側から朝日が昇ってきた。
オホーツク海に朝日が差す。太陽に見送られる形で、北へ進む。
進むだけだった。途中、何度も車にクラクションを鳴らされて、我に返った。それだけ、フラフラ走行だったのだろう。
もう、この日のことは、うる覚えなのだ。それだけ眠かったせいだと思う。
途中、紋別の温泉で入浴。
昨日、お風呂に入れなかったので、早く入浴したかった。
それに、今日もひょっとしたらお風呂に入れないかもしれない、その可能性も考えて、お風呂は入れるときに入ることにする。
紋別温泉、日帰り入浴で600円なり。お湯はイマイチ。それでも少しは疲れが取れたかな…?一時間以上、温泉でのんびりした。
昨日、道の駅で寝た影響なのか、もう、北海道にお金を使うのが嫌になってきた。野宿すればタダなのに、毎日ホテル代に1泊平均8000円も支払えるかっての。この1ヶ月間、北海道の経済を支えてきたのは自分であるかのような気さえしてくる。事実、それだけお金を使っているのだ。行く先々の観光ホテルに泊まり、美味いものを食べるわ、荷物&撮影したテープをまめに東京へ送るわ、毎日コインランドリーを使うわ、水をいちいち買うわ、ことある度に金を使っている。最初の数日間はハイヤーを使いまくってたしなぁ…。
もう、お金を使いたくない。どうして私にとって苦痛でしかない土地に、こんなに投資しなきゃならないの?自分で勝手にやってる事とはいえ、腹が立ってきた。今日も道の駅に泊まろう。もう、無駄なお金は使わないぞ!
行き先の「興部道の駅」には、どうやら列車の中で眠れる宿泊所があるらしく、無料らしい。地図に書いてあった。そこに泊まろうと思う。
紋別温泉を出たのが15時で、そこから興部道の駅までは25キロ。
どうにか、日が暮れるまでには間に合いそうだ。本当はもう少し距離を伸ばしたいところだけど、早めに寝て、明日に備えた方が効率がいいだろう。
というわけで、興部を目指す事に。引き続き、238号線をまっすぐ進む。
右手にオホーツク海が広がっている。海を楽しむ余裕など、ない。
(この中間の道のりは、眠さ爆発で、よく覚えていないのだ)
興部道の駅についた。
日暮れギリギリ。
で、、、ありましたよ、列車の形の無料宿泊所。
駐車場の脇に、走らない列車を発見。これか……
列車の外には、数台の自転車とバイク。どうやら、先客が中にいるようだ。車内を覗いてみると、寝台のようなスペースが、ひとつ横に広がっていて、それ以外は何もない。その寝台に、すでに他のライダーさんの寝袋や荷物が置かれていて、一人、もうすでに横になっている人もいた。仕切りも何もない、ただの寝床スペースなので、男女も同じ。同じ板の上で、他人が川の字状態で寝ることになる。顔面が真っ青になる。なんてこった…
私の到着が遅かったせいで、すでに他の人がスペースを陣取っていて、私の入る隙間がない…もじもじしていると、ちょうど一番右端に陣取っていたおじさんライダー(FROM名古屋)が、親切に声をかけてくれた。自分のスペースを少し空けて、ここに入れば、といってくれた。助かった。私は、右から二番目の、おじさんの隣にスペースを取ることに。左隣は、女の子ライダーだった。安心した。
もう、眠気が限界だったので、顔を洗ってから、すぐ寝ることに。
寝る前の日記を書いているうちに、ウトウト…
数行しか日記を書けなかった。そのまま眠りに入ろうとする。
寝袋がないので、釧路で防寒用に新しく買った、ジャージとジャケットを重ねて、厚着をする。昨日役立ったレスキューシートは、冷えてきてから使おう。全員寝袋を使っているのにも関わらず、自分だけ銀のシートなのは、恥ずかしかったのだ。
寝袋も使わず、そのまま眠ろうとしている私に気付いてか、隣のおじさんが、私に寝袋をゆずってくれた。おじさんは、今までの旅で、寝袋は一度も使用しなかったらしい。蒸し暑くなるからキライなんだとか。いいからコレを使いなさい、と言って私に譲ってくれた。おじさんは、厚着をして(ライダースーツまで着込んでいた)眠ってくれた。昨日ほどじゃないけど、今日の夜も割と冷えたので、申し訳なかった。2や連続で、男性に健康を助けられた。ありがとうございます。ご恩は忘れません。
熟睡したい...。
寝袋に包まって、寝た。
この日のことは、よく覚えていない。
夢をみているような一日だった。
現実がどこにあるのか、わからない。
書き忘れ
壊れてしまったすべての女の子たちへ
8月30日
走行距離:約80キロ
朝、答えは決まっていた。
女満別湖畔のホテルから再び女満別空港へ向かう。
航空券を払い戻した。今回、二度目。手数料1800円くらい引かれる。
平野さんには会わない。
好きな方へいこう。
昨日と同じ空港のレストランでパフェを食べる。ぼんやりと数時間そこにいた。好きな時に出発しよう。そう思って空港を出た頃は、15時近かかった。どこへ向かうかは気分に任せた。北へ向かっていた。
女満別から一気に網走まで出る。オホーツク海岸沿いを真っ直ぐ北へ。サイクリングロードを走る。林の中に自転車専用の道が続いているのだ。車が走っていないせいで安全だけど、その変わり、林に囲まれているので、虫が多い。蚊の大群に襲われたり、なんか小さい虫が目ん中に入ったり、口ん中に入ったりと、虫地獄。気が狂いそう。いや、もう狂ってる。
サイクリングロードを出て、再び238号線に入る。もう暗くなっていた。行く先は道が続くだけで何もない。意味がわからんかった。なんでこんなところを走るのかも、なんで北に行くのかも、なんで平野さんに会いたくなくなったのかも、意味がわからん。わからないので、走った。そのまま真っ直ぐ。238を真っ直ぐ行けば北に着く。
すっかり夜になった。でも、止まりたくなかった。走りたくもないが、止まりたくもないだけだった。ひたすら進む。宿を発見しても、素通りした。朝まで走ればいいや、と思っていた。
チャリダーの連中は今頃テントでおやすみしているだろう。平野さんも、もう寝ている時間。夜道を進むチャリダーなど誰もいない。そう、オイラは始めからチャリダーなんかじゃないんだ。チャリダーのルールなんか知らない。今、走りたいから走っている。それだけ。黒い景色の中に自転車のライトだけが白く浮いている。自分の体も見えない。どこを走っているのかもわからない。もう、なにもかもわからん。
眠気と疲労で倒れそうになりながら、随分長い距離を走行した。途中、道の駅(パーキング)でトイレ休憩を取った。サロマ湖道の駅に着いたようだった。時刻は22時を過ぎていた。車数台と、ライダーのテントひとつ、あと、トイレの床に寝袋に包まって横になっているライダーらしき男がいた。
眠気がピーク(なにせ、ゆうべは深夜4時に寝て8時に起きたのだ。殆ど寝ていない。)でこれ以上走れなかった。朝が来るまで走りたい気分だったが、ここに留まることにする。ちょうど大粒の雨も降ってきたので、留まっておいてよかった。あのまま走っていたらと思うと、ぞっとする。先は何もない真っ暗な道が続くだけなのだから。
で、とりあえず道の駅で寝てみることに。人生始まって以来の試練、野宿。しかもオイラはノーテント、ノー寝袋なのだ。マジもんの野宿っす。キャンプ場でテント張ってる奴らがあまっちょろく思える。寒いので合羽を着用し、風を防ぐ。売店用の椅子を拝借し、腰掛ける。座って寝るしかない。横になれる場所なんかないし、地べたに敷く用のシートも何も持っていないのだ。
そうだ、M君がいいものをくれたんだった。私の行く末を心配して、いざというときのためにと私に持たせてくれた数々のアイテムがある。そのひとつ、「レスキューシート」を取り出す。まさかこれを使うことになろうとは!これ、見た目はただの銀色のビニールの紙なのだが、体が包めるほどの大きさがあって、防寒用になる代物らしいのだ。薄さは普通のビニール袋くらい。ほんとに紙っ切れ。
公衆トイレで洗顔を済ませ(屈辱的なり…)、いざ、レスキューシートに包まって寝ようと試みる。が、当然、眠れない。外でなんか眠れるわけねーだろ!
んでも、レスキューシートはすごいよ!外は冬なみに冷えていたのに、これに包まると暖かいのだ!サウナスーツみたいな感じかな。ただの紙じゃないのね、すごいわ!大助かり!これがなかったら、死んでたわ。いや、言い過ぎね。死にはしないけど、間違いなく風邪ひいたわ。M君、私の健康をありがとう!
で、むりやり寝ようとしたが、結局、数分間眠っては起きての繰り返しで、断続的な睡眠となった。
5時には道の駅を出る。寝ていないせいで疲れが取れていない。関節が痛い。頭がズキズキする。でもまだいける。北へ急ごう。
ー31日へ続く
走行距離:約80キロ
朝、答えは決まっていた。
女満別湖畔のホテルから再び女満別空港へ向かう。
航空券を払い戻した。今回、二度目。手数料1800円くらい引かれる。
平野さんには会わない。
好きな方へいこう。
昨日と同じ空港のレストランでパフェを食べる。ぼんやりと数時間そこにいた。好きな時に出発しよう。そう思って空港を出た頃は、15時近かかった。どこへ向かうかは気分に任せた。北へ向かっていた。
女満別から一気に網走まで出る。オホーツク海岸沿いを真っ直ぐ北へ。サイクリングロードを走る。林の中に自転車専用の道が続いているのだ。車が走っていないせいで安全だけど、その変わり、林に囲まれているので、虫が多い。蚊の大群に襲われたり、なんか小さい虫が目ん中に入ったり、口ん中に入ったりと、虫地獄。気が狂いそう。いや、もう狂ってる。
サイクリングロードを出て、再び238号線に入る。もう暗くなっていた。行く先は道が続くだけで何もない。意味がわからんかった。なんでこんなところを走るのかも、なんで北に行くのかも、なんで平野さんに会いたくなくなったのかも、意味がわからん。わからないので、走った。そのまま真っ直ぐ。238を真っ直ぐ行けば北に着く。
すっかり夜になった。でも、止まりたくなかった。走りたくもないが、止まりたくもないだけだった。ひたすら進む。宿を発見しても、素通りした。朝まで走ればいいや、と思っていた。
チャリダーの連中は今頃テントでおやすみしているだろう。平野さんも、もう寝ている時間。夜道を進むチャリダーなど誰もいない。そう、オイラは始めからチャリダーなんかじゃないんだ。チャリダーのルールなんか知らない。今、走りたいから走っている。それだけ。黒い景色の中に自転車のライトだけが白く浮いている。自分の体も見えない。どこを走っているのかもわからない。もう、なにもかもわからん。
眠気と疲労で倒れそうになりながら、随分長い距離を走行した。途中、道の駅(パーキング)でトイレ休憩を取った。サロマ湖道の駅に着いたようだった。時刻は22時を過ぎていた。車数台と、ライダーのテントひとつ、あと、トイレの床に寝袋に包まって横になっているライダーらしき男がいた。
眠気がピーク(なにせ、ゆうべは深夜4時に寝て8時に起きたのだ。殆ど寝ていない。)でこれ以上走れなかった。朝が来るまで走りたい気分だったが、ここに留まることにする。ちょうど大粒の雨も降ってきたので、留まっておいてよかった。あのまま走っていたらと思うと、ぞっとする。先は何もない真っ暗な道が続くだけなのだから。
で、とりあえず道の駅で寝てみることに。人生始まって以来の試練、野宿。しかもオイラはノーテント、ノー寝袋なのだ。マジもんの野宿っす。キャンプ場でテント張ってる奴らがあまっちょろく思える。寒いので合羽を着用し、風を防ぐ。売店用の椅子を拝借し、腰掛ける。座って寝るしかない。横になれる場所なんかないし、地べたに敷く用のシートも何も持っていないのだ。
そうだ、M君がいいものをくれたんだった。私の行く末を心配して、いざというときのためにと私に持たせてくれた数々のアイテムがある。そのひとつ、「レスキューシート」を取り出す。まさかこれを使うことになろうとは!これ、見た目はただの銀色のビニールの紙なのだが、体が包めるほどの大きさがあって、防寒用になる代物らしいのだ。薄さは普通のビニール袋くらい。ほんとに紙っ切れ。
公衆トイレで洗顔を済ませ(屈辱的なり…)、いざ、レスキューシートに包まって寝ようと試みる。が、当然、眠れない。外でなんか眠れるわけねーだろ!
んでも、レスキューシートはすごいよ!外は冬なみに冷えていたのに、これに包まると暖かいのだ!サウナスーツみたいな感じかな。ただの紙じゃないのね、すごいわ!大助かり!これがなかったら、死んでたわ。いや、言い過ぎね。死にはしないけど、間違いなく風邪ひいたわ。M君、私の健康をありがとう!
で、むりやり寝ようとしたが、結局、数分間眠っては起きての繰り返しで、断続的な睡眠となった。
5時には道の駅を出る。寝ていないせいで疲れが取れていない。関節が痛い。頭がズキズキする。でもまだいける。北へ急ごう。
ー31日へ続く
時差が
日記が遅れててスマンね。
とても長文を携帯の文字で打つじかんがないのさ。後でまとめてあっぷするから待っているように。
ちなみに、まだ北海道にいる。
30日に女満別を出てから、500キロ以上走ったぜ。ははは…
さて、オイラは今どこにいるんでショーか?
膝が痛いよーー
手首も痛い
とても長文を携帯の文字で打つじかんがないのさ。後でまとめてあっぷするから待っているように。
ちなみに、まだ北海道にいる。
30日に女満別を出てから、500キロ以上走ったぜ。ははは…
さて、オイラは今どこにいるんでショーか?
膝が痛いよーー
手首も痛い
夏休みは終わらない
旅は終わった
動けない女満別
8月30日…深夜
「フェ○チオ北海道」も終了、「挿入北海道」はわずか3日で終了してしまった。
北海道と、それに群がる旅人を散々舐め切ったあげく、現状を受け入れようとした。どちらもムリヤリだった。ムリヤリ走った。気付けばメーターの累積走行距離は1000キロを軽く越えている。27インチ、シングルギア6段付きの街乗り自転車。通称ママチャリ。平野さんが私の誕生日プレゼントにくれたもの。平野さんに会いたかった。
今では、なぜ北海道にいるのかわからない。ただの迷子になってしまった。
どんな顔して東京に帰ればいいの?
こんなテープ持って帰ったって、何になるっていうんだ。
北海道のツーリング旅行者達のあいだで明らかに浮いている、オイラ。どこへも行きたくないのに走り、本当はみつけたくないのに、みつけようとする。一人じゃ寝ることも出来なければ、帰ることも出来ない。どこにいったらいいかわからない。みんな楽しそうだ。オイラはフリーズ。
平野さんは、「流れ者になりたい」と言っていた。群れを作らず、巣を作らず。流れていく生き方。
でも、オイラには、北海道の流れ者達はみんな「流れ者ゴッコ」に見えてしまうのだ。広いだけの基地の中をグルグル回る。景色が流れることで錯覚する。朝日と共に起きて、日が沈めば寝る。変わらないのだ何も。東京の山手線も北海道も。自分の足で歩くのはみんな同じだ。
そう、ゴッコでいい。
国取り合戦で政治が変わり、シューティングゲームをしたければ戦争をする。
ここは現実じゃない。
フレームに自分が映っている。
「フェ○チオ北海道」も終了、「挿入北海道」はわずか3日で終了してしまった。
北海道と、それに群がる旅人を散々舐め切ったあげく、現状を受け入れようとした。どちらもムリヤリだった。ムリヤリ走った。気付けばメーターの累積走行距離は1000キロを軽く越えている。27インチ、シングルギア6段付きの街乗り自転車。通称ママチャリ。平野さんが私の誕生日プレゼントにくれたもの。平野さんに会いたかった。
今では、なぜ北海道にいるのかわからない。ただの迷子になってしまった。
どんな顔して東京に帰ればいいの?
こんなテープ持って帰ったって、何になるっていうんだ。
北海道のツーリング旅行者達のあいだで明らかに浮いている、オイラ。どこへも行きたくないのに走り、本当はみつけたくないのに、みつけようとする。一人じゃ寝ることも出来なければ、帰ることも出来ない。どこにいったらいいかわからない。みんな楽しそうだ。オイラはフリーズ。
平野さんは、「流れ者になりたい」と言っていた。群れを作らず、巣を作らず。流れていく生き方。
でも、オイラには、北海道の流れ者達はみんな「流れ者ゴッコ」に見えてしまうのだ。広いだけの基地の中をグルグル回る。景色が流れることで錯覚する。朝日と共に起きて、日が沈めば寝る。変わらないのだ何も。東京の山手線も北海道も。自分の足で歩くのはみんな同じだ。
そう、ゴッコでいい。
国取り合戦で政治が変わり、シューティングゲームをしたければ戦争をする。
ここは現実じゃない。
フレームに自分が映っている。

