私が北へ向かう理由
8月31日
ルート:サロマ湖道の駅→興部道の駅
走行距離:約85キロ
実は、私が北へ向かうのには、理由がある。
でも、まだ明かせない。
どうしても、ある場所でやりたいことがあるのだ。
5時にサロマ湖道の駅を出発。雨はあがり、晴れていた。
体がフラフラして、目が霞む。
精神力だけで走った。
ちょうど、背中側から朝日が昇ってきた。
オホーツク海に朝日が差す。太陽に見送られる形で、北へ進む。
進むだけだった。途中、何度も車にクラクションを鳴らされて、我に返った。それだけ、フラフラ走行だったのだろう。
もう、この日のことは、うる覚えなのだ。それだけ眠かったせいだと思う。
途中、紋別の温泉で入浴。
昨日、お風呂に入れなかったので、早く入浴したかった。
それに、今日もひょっとしたらお風呂に入れないかもしれない、その可能性も考えて、お風呂は入れるときに入ることにする。
紋別温泉、日帰り入浴で600円なり。お湯はイマイチ。それでも少しは疲れが取れたかな…?一時間以上、温泉でのんびりした。
昨日、道の駅で寝た影響なのか、もう、北海道にお金を使うのが嫌になってきた。野宿すればタダなのに、毎日ホテル代に1泊平均8000円も支払えるかっての。この1ヶ月間、北海道の経済を支えてきたのは自分であるかのような気さえしてくる。事実、それだけお金を使っているのだ。行く先々の観光ホテルに泊まり、美味いものを食べるわ、荷物&撮影したテープをまめに東京へ送るわ、毎日コインランドリーを使うわ、水をいちいち買うわ、ことある度に金を使っている。最初の数日間はハイヤーを使いまくってたしなぁ…。
もう、お金を使いたくない。どうして私にとって苦痛でしかない土地に、こんなに投資しなきゃならないの?自分で勝手にやってる事とはいえ、腹が立ってきた。今日も道の駅に泊まろう。もう、無駄なお金は使わないぞ!
行き先の「興部道の駅」には、どうやら列車の中で眠れる宿泊所があるらしく、無料らしい。地図に書いてあった。そこに泊まろうと思う。
紋別温泉を出たのが15時で、そこから興部道の駅までは25キロ。
どうにか、日が暮れるまでには間に合いそうだ。本当はもう少し距離を伸ばしたいところだけど、早めに寝て、明日に備えた方が効率がいいだろう。
というわけで、興部を目指す事に。引き続き、238号線をまっすぐ進む。
右手にオホーツク海が広がっている。海を楽しむ余裕など、ない。
(この中間の道のりは、眠さ爆発で、よく覚えていないのだ)
興部道の駅についた。
日暮れギリギリ。
で、、、ありましたよ、列車の形の無料宿泊所。
駐車場の脇に、走らない列車を発見。これか……
列車の外には、数台の自転車とバイク。どうやら、先客が中にいるようだ。車内を覗いてみると、寝台のようなスペースが、ひとつ横に広がっていて、それ以外は何もない。その寝台に、すでに他のライダーさんの寝袋や荷物が置かれていて、一人、もうすでに横になっている人もいた。仕切りも何もない、ただの寝床スペースなので、男女も同じ。同じ板の上で、他人が川の字状態で寝ることになる。顔面が真っ青になる。なんてこった…
私の到着が遅かったせいで、すでに他の人がスペースを陣取っていて、私の入る隙間がない…もじもじしていると、ちょうど一番右端に陣取っていたおじさんライダー(FROM名古屋)が、親切に声をかけてくれた。自分のスペースを少し空けて、ここに入れば、といってくれた。助かった。私は、右から二番目の、おじさんの隣にスペースを取ることに。左隣は、女の子ライダーだった。安心した。
もう、眠気が限界だったので、顔を洗ってから、すぐ寝ることに。
寝る前の日記を書いているうちに、ウトウト…
数行しか日記を書けなかった。そのまま眠りに入ろうとする。
寝袋がないので、釧路で防寒用に新しく買った、ジャージとジャケットを重ねて、厚着をする。昨日役立ったレスキューシートは、冷えてきてから使おう。全員寝袋を使っているのにも関わらず、自分だけ銀のシートなのは、恥ずかしかったのだ。
寝袋も使わず、そのまま眠ろうとしている私に気付いてか、隣のおじさんが、私に寝袋をゆずってくれた。おじさんは、今までの旅で、寝袋は一度も使用しなかったらしい。蒸し暑くなるからキライなんだとか。いいからコレを使いなさい、と言って私に譲ってくれた。おじさんは、厚着をして(ライダースーツまで着込んでいた)眠ってくれた。昨日ほどじゃないけど、今日の夜も割と冷えたので、申し訳なかった。2や連続で、男性に健康を助けられた。ありがとうございます。ご恩は忘れません。
熟睡したい...。
寝袋に包まって、寝た。
この日のことは、よく覚えていない。
夢をみているような一日だった。
現実がどこにあるのか、わからない。
ルート:サロマ湖道の駅→興部道の駅
走行距離:約85キロ
実は、私が北へ向かうのには、理由がある。
でも、まだ明かせない。
どうしても、ある場所でやりたいことがあるのだ。
5時にサロマ湖道の駅を出発。雨はあがり、晴れていた。
体がフラフラして、目が霞む。
精神力だけで走った。
ちょうど、背中側から朝日が昇ってきた。
オホーツク海に朝日が差す。太陽に見送られる形で、北へ進む。
進むだけだった。途中、何度も車にクラクションを鳴らされて、我に返った。それだけ、フラフラ走行だったのだろう。
もう、この日のことは、うる覚えなのだ。それだけ眠かったせいだと思う。
途中、紋別の温泉で入浴。
昨日、お風呂に入れなかったので、早く入浴したかった。
それに、今日もひょっとしたらお風呂に入れないかもしれない、その可能性も考えて、お風呂は入れるときに入ることにする。
紋別温泉、日帰り入浴で600円なり。お湯はイマイチ。それでも少しは疲れが取れたかな…?一時間以上、温泉でのんびりした。
昨日、道の駅で寝た影響なのか、もう、北海道にお金を使うのが嫌になってきた。野宿すればタダなのに、毎日ホテル代に1泊平均8000円も支払えるかっての。この1ヶ月間、北海道の経済を支えてきたのは自分であるかのような気さえしてくる。事実、それだけお金を使っているのだ。行く先々の観光ホテルに泊まり、美味いものを食べるわ、荷物&撮影したテープをまめに東京へ送るわ、毎日コインランドリーを使うわ、水をいちいち買うわ、ことある度に金を使っている。最初の数日間はハイヤーを使いまくってたしなぁ…。
もう、お金を使いたくない。どうして私にとって苦痛でしかない土地に、こんなに投資しなきゃならないの?自分で勝手にやってる事とはいえ、腹が立ってきた。今日も道の駅に泊まろう。もう、無駄なお金は使わないぞ!
行き先の「興部道の駅」には、どうやら列車の中で眠れる宿泊所があるらしく、無料らしい。地図に書いてあった。そこに泊まろうと思う。
紋別温泉を出たのが15時で、そこから興部道の駅までは25キロ。
どうにか、日が暮れるまでには間に合いそうだ。本当はもう少し距離を伸ばしたいところだけど、早めに寝て、明日に備えた方が効率がいいだろう。
というわけで、興部を目指す事に。引き続き、238号線をまっすぐ進む。
右手にオホーツク海が広がっている。海を楽しむ余裕など、ない。
(この中間の道のりは、眠さ爆発で、よく覚えていないのだ)
興部道の駅についた。
日暮れギリギリ。
で、、、ありましたよ、列車の形の無料宿泊所。
駐車場の脇に、走らない列車を発見。これか……
列車の外には、数台の自転車とバイク。どうやら、先客が中にいるようだ。車内を覗いてみると、寝台のようなスペースが、ひとつ横に広がっていて、それ以外は何もない。その寝台に、すでに他のライダーさんの寝袋や荷物が置かれていて、一人、もうすでに横になっている人もいた。仕切りも何もない、ただの寝床スペースなので、男女も同じ。同じ板の上で、他人が川の字状態で寝ることになる。顔面が真っ青になる。なんてこった…
私の到着が遅かったせいで、すでに他の人がスペースを陣取っていて、私の入る隙間がない…もじもじしていると、ちょうど一番右端に陣取っていたおじさんライダー(FROM名古屋)が、親切に声をかけてくれた。自分のスペースを少し空けて、ここに入れば、といってくれた。助かった。私は、右から二番目の、おじさんの隣にスペースを取ることに。左隣は、女の子ライダーだった。安心した。
もう、眠気が限界だったので、顔を洗ってから、すぐ寝ることに。
寝る前の日記を書いているうちに、ウトウト…
数行しか日記を書けなかった。そのまま眠りに入ろうとする。
寝袋がないので、釧路で防寒用に新しく買った、ジャージとジャケットを重ねて、厚着をする。昨日役立ったレスキューシートは、冷えてきてから使おう。全員寝袋を使っているのにも関わらず、自分だけ銀のシートなのは、恥ずかしかったのだ。
寝袋も使わず、そのまま眠ろうとしている私に気付いてか、隣のおじさんが、私に寝袋をゆずってくれた。おじさんは、今までの旅で、寝袋は一度も使用しなかったらしい。蒸し暑くなるからキライなんだとか。いいからコレを使いなさい、と言って私に譲ってくれた。おじさんは、厚着をして(ライダースーツまで着込んでいた)眠ってくれた。昨日ほどじゃないけど、今日の夜も割と冷えたので、申し訳なかった。2や連続で、男性に健康を助けられた。ありがとうございます。ご恩は忘れません。
熟睡したい...。
寝袋に包まって、寝た。
この日のことは、よく覚えていない。
夢をみているような一日だった。
現実がどこにあるのか、わからない。
